シフト制で休日が変わる異業種への転職

わたくしは、どちらもパート勤務ではありましたが、事務職から販売サービス業への転職をしました。親の介護の問題もあり、9時から5時までという、事務職の勤務時間が難しくなったからです。転職先は、スーパーで、夕方から夜にかけての短時間勤務を希望しましたが、その違いには、かなり戸惑いました。

まず、希望した勤務時間帯が、学生アルバイトの方が多い時間帯でしたし、始まりの時間と終る時間も、それぞれバラバラの場合も多く、勤務後にいろいろと話を聞く機会もあまり作れませんでした。6ヶ月経って有給休暇を頂きましたが、有給を取るにも、替わりの方を自分で探さなくていけませんので、それが一番大変でした。学生さん等、若い方は皆さん、スマホを使っていましたので、LINEでやりとりをしている方が多かったのですが、わたくしは、その時まだ、ガラ系の携帯電話でしたので、仲間に入れてもらうことが出来ず、Eメールや電話で連絡を取ることしか出来ません。休みたくても休めないということもありました。急に体調が悪くなり、休みたいと電話をした時も、「替わりの人を探しましたか?」と聞かれ、最初のうちは許されましたが、どんなに体調が悪くても、当日替わりの方を探さなくてはいけないというシステムには、少し冷たさを感じてしまいました。

事務系の仕事ですと、土・日・祝日お休みという仕事が多いと思いますが、サービス業は、ほとんどが年中無休、朝9時から深夜1時までの営業時間でしたので、その違いに慣れるまでも少し時間が掛かりました。世間では、3連休、5連休と報道されている時に、自分は普段以上に働かなければならないのです。わたくしの場合、かなり年齢を経てからの未経験の仕事でしたので、特に大変でした。未経験ではなかなか採用してもらえない職種なのですが、採用して頂いたこともあり、頑張らなければという気負いもありました。自分なりに頑張ったつもりでしたが、周りからは、使えないオバサン、という目で見られていたかもしれません。

事務の仕事をしていた時も、電話応対の多い仕事でしたし、接客に関して、全然向いていない方ではないと思うのですが、まず、口角を上げて笑顔を作らなければいけないサービス業は、まったく初めての経験でしたし、接客の時に言わなければならない言葉のマニュアルを覚えるだけでも大変でした。最近のスーパーは、どこも競うようにして、いかにサービスを良くするかということを考えているようですが、わたくしの目から見ますと、過剰過ぎるのでは?と思う面もありました。

チーフも先輩も、ほとんどが、かなり年下の方でしたので、そういうことを気にする方には、転職は無理かと思います。前職で、どんなにキャリアがあったとしても、未経験の仕事では新人です。まったく新しい気持ちに切り替えて、教えて頂くという姿勢がないと続きません。事務の仕事と比べると、肉体労働になりますので、その点も覚悟しておいた方が良いと思います。短時間とは言え、ずっと立ちっぱなしの仕事ですし、体を動かす仕事もありましたが、力仕事や腰に負担のかかる仕事もありますので、まず、健康で丈夫という方が向いているのだと思います。どんな仕事でも同じですが、特に立ち仕事は健康でないと出来ません。

とにかく、事務系から販売の仕事への転職は、それまでの経験は、ほとんど役に立たないと思われた方が良いと思います。土・日も出勤しなければいけない場合が多いですので、友達付き合い等もなかなか出来なくなったりします。お子さんがいらっしゃる方ですと、休日に仕事に出なければいけないこともあると思いますので、家族の理解も必要になるのではないでしょうか?

わたくしの場合は、辛い仕事でしたが、良い経験をさせて頂いたと思っております。ただ、異業種への転職をお考えの方がいらっしゃいましたら、出来るだけ若いうちに決心されることをオススメします。